「子供にとっての危険」
私が小学生だった昭和二十五年から十年位は、子供にとっての危険は伝染病でした。赤痢、エキリ、腸チフスなど、かかって一週間位で同級生が死んだ記憶があります。
高度成長期に入って、子供の飛び出しによる自動車事故が多数発生しました。そして現在は、子供の連れ去られ事件です。社会の変化に伴って子供にとっての危険は大きく変化して来ました。ネット依存で成長した大人とネット依存で育ちつつある子供達のかかわりが心配でなりません。新年の抱負というよりは新年の心配です。
平成28年2月
NPO法人相馬フォロアーチーム理事長 羽根田万通
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