相馬市内の小中学校では離任式が行われました。中村第二中学校では、9名の教職員の方々が離任され、中村第二中学校を後にしました。式では、教頭先生が教職員の方々の仕事に触れ、感謝の言葉を
述べられていました。離任される教職員の方々は、それぞれの言葉で最後の挨拶を述べていました。震災前から学校の整備に尽力を尽くしていた用務員さんは、『津波で家を流され、仮設や借上げ住宅から通っている人たちなど、みんなよく学校に来ている。これからも頑張って来て欲しい』と子どもたちに最後のエール を送っていました。
その後、生徒の代表から花束が贈られ、目頭を熱くしながら壇上を降りていました。教職員方々は、生徒たちが2列に並んで作った花道を通り、花束や手紙を受け取りながら退出されました。
(島)