相馬フォロアーチーム、2016年(平成28年)の記事を月毎に載せています
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車のフロントガラスが白くなっている日もでてきて、冬を感じさせる寒さがやってきたように思います。相馬市の小・中学校では、秋の行事も終わり、行事の達成感とともに、ひと回り成長した子どもたちの姿を見せています。ニュースレター12月号では、『第57回相馬・新地地区小・中学校音楽祭』、『プール学院との交流』、『新スタッフの紹介』『スタッフのコラム』などについてお伝えします。
“天高く馬肥ゆる秋・・・” 秋晴れの空はとても清々しく気持ちが良いものですね。相馬
市の小・中学校では,学習発表会や文化祭,音楽祭など秋ならではの行事に向かって、
一生懸命に準備する子どもたちの姿が見られます。ニュースレター11月号では、『磯部
小学校・交通安全鼓笛パレード』、『磯部中学校・プール学院との交流』、『中村第二小学
校・浜っ子フェスタの予行練習』などについてお伝えします。
震災後、継続的に本市に対して温かいご支援をいただいております大阪のプール学院中等部の3年生69名が、磯部中学校を訪問してくださり、交流会が開催されました。
「紹介セレモニー」の後、グループに分かれてクイズ大会や大綱まわしを行いました。初めは緊張の様子がみられましたが、すぐに互いに溶け込み、話をしたり、笑顔で声をかけたりする姿が見られました。
最後に、感謝の気持ちを込めて磯中ソーラン節を披露しました。あっという間の2時間でした。互いに素晴らしい交流ができました。
2016年
9月
05日
月
8月26日に、モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン株式会社のノルベール ルレ社長さんらが子どもアート・メゾンを訪問してくださいました。
震災直後、津波被害を受けた子どもたちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)対策の拠点を建設するために、LVMHグループ様より、多額の整備資金をいただきました。そして平成26年7月に完成したのが、このLVMH子どもアート・メゾンです。
今後もより一層心のケアを充実させ、子どもたちのすこやかな成長並びに子育て支援に寄与してまいります。
2016年
8月
03日
水
震災後2回目の移動教育委員会が開催されました。委員の皆様から多岐にわたるご意見やご質問をいただきました。そして、わたしたちの活動を広く理解していただく機会になりました。今後、益々活動を充実させていきます。
2016年
8月
03日
水
ツバメが二羽で巣作りをしていたかと思っていたら、いつの間にか、ヒナがたくさん生まれました。親ツバメは、交代で畑や野原の昆虫を捕らえて、ヒナに運んでいます。交代するときの親ツバメ同士が声を掛け合っています。間違いなく、何らかのコミュニケーションをとっています。そして、大きく開いた幼子の口に交互にえさを与えています。二羽のツバメのチークワークの良さに、思わず立ち止まってしまいました。
ツバメの子育てを見ていて、あらためて夫婦の会話やコミュニケーションの大切さを感じました。
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あるご婦人から聞いたお話。
その方が嫁に来るとき、母親からいくつかの教訓を与えられたということです。育児については、「子どもには、あたたかいものを食べさせなさい。」「子どもには、高価でなくてもきれいなものを着せなさい。」「子どもには、あたたかい布団に寝させなさい。」と。
ご婦人は、運動会の日には、朝早く起きて手塩にかけて、愛情を込めてお弁当を作ったこと、そして、そのお弁当を食べる家族一人一人の笑顔が何よりの幸せを感じる瞬間だったということを、しみじみとお話ししてくださいました。
ご婦人のお孫さんは、今年小学校に入学したとのこと。ご婦人の娘さんは、母親から教えてもらったように愛情を込めてお弁当を作ったようです。そして、朝の力作と弁当を食べている笑顔がいっぱいの家族の写真をメールにのせて送信してきたことをご婦人がとてもうれしそうに話してくれました。
愛情を込めて子育てをすることの大切さを再認識することができ、すがすがしい気持ちになりました。
2016年
8月
03日
水
蒸し暑い日々が続いております。皆様にはいかがお過ごしでしょうか。相馬では7月23日,24日,25日と相馬野馬追が行われました。 ニュースレター7・8月号では、「平成28年度通常総会・理事会」、「中体連」、「事務局長コラム」などについてお伝えします。
2016年
6月
23日
木
平成28年6月14日(火)に平成28年度通常総会をLVMHアート・メゾンにおいて開催しました。
すべての案が承認されました。引き続き子どもたちのために活動を充実させていきたいと思います。
総会資料は こちら です。
相馬市内の磯部地区ではおいしい梨がたわわに実り、秋の訪れを感じています。また、9月には観測史上初という東北地方への台風上陸がありましたが、相馬では大きな被害はなく、子どもたちは無事に学校生活を送っています。ニュースレター9・10月号では、『磯部のおいしい梨』や『駅伝大会』や『原釜太鼓』などについてお伝えします。
8月26日に、モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン株式会社のノルベール ルレ社長さんらが子どもアート・メゾンを訪問してくださいました。
震災直後、津波被害を受けた子どもたちのPTSD(心的外傷後ストレス障害)対策の拠点を建設するために、LVMHグループ様より、多額の整備資金をいただきました。そして平成26年7月に完成したのが、このLVMH子どもアート・メゾンです。
今後もより一層心のケアを充実させ、子どもたちのすこやかな成長並びに子育て支援に寄与してまいります。
平成28年6月14日(火)に平成28年度通常総会をLVMHアート・メゾンにおいて開催しました。
すべての案が承認されました。引き続き子どもたちのために活動を充実させていきたいと思います。
総会資料は こちら です。
爽やかな初夏を迎え、相馬市の小・中学校では運動会が行われました。校庭では応援の練習やダンスの練習など、子どもたちの活気ある姿が見られ、こちらも自然と元気をもらっているように感じます。ニュースレター6月号では、『運動会』についてや『スタッフのコラム』をお伝えします。
2016年
4月
28日
木
風薫る5月となりました。青空に鯉のぼりが勢いよくはためく姿に元気をもらっています。新年度を迎え、フォロアーチームでは新たなスタッフが加わり、新体制となりました。5月号のニュースレターでは、『入学式』、『新スタッフの紹介』などについてお伝えします。
2016年
4月
14日
木
4月9日に、パリを拠点に世界で活躍するヴァイオリン奏者テディ・パパヴラミさんが、子どもアート・メゾンを訪問してくださいました。
テディ・パパヴラミさんは、モエヘネシー・ルイヴィトングループやエル・システマとの関わりや交流が深く、関係者とともに夢のある建築物に見入っていました。
2016年
4月
14日
木
暖かな日差しが心地よい季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。相馬市では、馬陵公園の“桜まつり”や中村神社の“春まつり”など春ならではの催しものがたくさんあります。ニュースレター4月号では、東日本大震災に関する「慰霊式」、そして「卒業式」などをお伝えします。
2016年
3月
01日
火
節分の時期に小学校で「自分の中の追い出したい鬼」を考える取り組みがなされており、とても興味深く感じた。「鬼」という言葉だけでも十分に恐怖心をあおるものだが、その鬼が自分の中にいるという発想に、まず驚かされた。鬼は外から攻撃してくるものとばかり思っていたのが、「鬼が自分の中にいる…」というとらえ直しを求められるのだ。これまでの考えを180度転換させられるのだから、子どもたちにとっては、青天の霹靂(へきれき)といっても過言ではない大事件ではないだろうか。しかし、そのような発想の大転換を素直に受け止められるのは、子どもの柔軟なこころのなせる業なのかもしれない。学校の廊下を歩きながら、子どもたちが描いた表情豊かな鬼の絵を観て、ふと思った。「今年は恵方巻きを食べ損ねてガッカリ…」と未だに悔やむ私の中にいる鬼は、「食いしん坊鬼」か? それとも「幸せを願いすぎる鬼」なのか・・・。(今)
2016年
3月
01日
火
東日本大震災から5年になります。住環境などが整っていく一方、子どもたちは、成長と共に震災のとらえ方が変化しているようにみられます。私たちができることは微々たるものかもしれませんが、引き続き、子どもたちに寄り添いながら支援をしていきたいと考えております。
スクールカウンセラーとして訪れる学校で卒業式の歌の練習が聞こえてきますと、もう春が近づいていることを感じ、ちょっぴり切ない気持ちになります。3月号のニュースレターでは、
『中村二小の豆まき』、『磯部小のなわとび大会』などについてお伝えします。
2016年
2月
01日
月
みなさんは、夜ゆっくりと眠ることが出来ていますか? 「夜眠れない」「寝つきが悪い」という相談をうけるときがあります。
大きなストレスを感じる時や不安があるときなどは、布団の中に入ってもなかなか眠れないことがあります。「早く寝なきゃ」と考えれば考えるほど、それが自分自身へのプレッシャーになり、頭が覚醒してしまい眠れなくなってしまいます。そういうときは、「今日は眠れない日なんだ」と思い、「早く寝なきゃ」という考えを捨てるとよいかもしれません。
布団の中では、楽しかった思い出やこれから楽しみにしていることを考えると、リラックスして少しずつ眠気がおとずれるかもしれません。ゆっくり休んで、元気な毎日を送りましょう! (島)
2016年
2月
01日
月
「子供にとっての危険」
私が小学生だった昭和二十五年から十年位は、子供にとっての危険は伝染病でした。赤痢、エキリ、腸チフスなど、かかって一週間位で同級生が死んだ記憶があります。
高度成長期に入って、子供の飛び出しによる自動車事故が多数発生しました。そして現在は、子供の連れ去られ事件です。社会の変化に伴って子供にとっての危険は大きく変化して来ました。ネット依存で成長した大人とネット依存で育ちつつある子供達のかかわりが心配でなりません。新年の抱負というよりは新年の心配です。
平成28年2月
NPO法人相馬フォロアーチーム理事長 羽根田万通
2016年
2月
01日
月
暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さが厳しい日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。相馬市でも積雪があり、例年より遅めの冬本番といった様子です。さて、ニュースレター2月号では、「年頭のご挨拶」、「福島の花 写真展」、「スタッフのコラム」等についてお伝えします。
2016年
1月
21日
木
*28年度の募集は終了しました。多数の応募、ありがとうございました。
平成28年度 相馬フォロアーチーム カウンセラー募集要項
平成28年1月21日
当団体は、東日本大震災発生を機に福島県相馬市で子どもたちのこころのケアを行うNPO法人です。現在は、被災した小中学校へのスクールカウンセラー派遣、LVMH子どもアートメゾン相談室における子どもと保護者へのカウンセリング活動、各種行事への講師派遣等を行っております。
当団体では、新年度、28年4月から一緒に活動するスタッフを募集しております。任用期間中は家賃・光熱水費(全額)や帰省旅費(上限あり)も支給されますので、県外の方でもお気軽にお申し込みください。
【業務内容】
・被災小中学校でのスクールカウンセリング
・子どもと保護者、教職員への相談援助
・LVMH子どもアートメゾン相談室における子どもと保護者へのカウンセリングと諸検 査の実施
・関係機関との連携や教員研修
・その他、教育・心理・児童福祉にかかわる支援
【採用人数】
若干名
【応募資格】
臨床心理士の資格を持ち臨床経験のある方、自動車の普通免許を有する方
【任用期間】
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで(更新可能)
【勤務条件】
・月17日勤務(週4日)、社会保険・雇用保険有り。
・月額24万円
・住宅完備(家賃・光熱水費はフォロアーチームが負担)
・チーム活動助成金(帰省など生活費の補助として)月5万円、
帰省費としてこれ以上必要な場合、最大上限月10万円まで支給
・公用車貸与、業務用携帯電話貸与、事務所用パソコン貸与
【選考方法】
・履歴書等による書類審査(2月12日(金)までに結果を通知します。)
・面接審査(日程は書類審査の結果とともに通知します。面接にかかる交通費は当方で 負担します。)
【申込方法】
(1) 募集期間
平成28年1月21日(水)~2月5日(金)必着
(2) 提出書類
・履歴書 ※3ヶ月以内に撮影した上半身・正面・脱帽の写真を貼付すること
・臨床経歴書(書式自由)
・臨床心理士資格登録証明書の写し
(3) 履歴書送付先
〒976-0042 福島県相馬市中村二丁目2-15
NPO法人 相馬フォロアーチーム
※封筒の表に「カウンセラー採用申込書在中」と朱書きしてください。
お問い合わせ先 ※出来る限りメールでお願いします。
Mail: sft@soma-ft.org
TEL: 0244-35-6200(平日9時~17時)
〒976-0042 福島県相馬市中村二丁目2-15
NPO法人 相馬フォロアーチーム
2016年
1月
04日
月
新年あけましておめでとうございます。
3月11日が来ますと震災以来5年となります。振り返って見ますと、当チームの活動にも大勢の方の協力を頂いた事が思い出されます。
まだまだ相馬地域が抱える問題は多いですが、柔軟な発想を以って取り組んで行こうと思いますので、より一層の御支援をお願い申し上げます。
相馬フォロアーチーム理事長 羽根田万通
2016年
1月
04日
月