日本のロックバンド・くるりが2012年に発表したアルバムの中に「soma」という歌があります。この歌を知ったのは今年の3月、再放送されたNHKの『東北まちのうた』という番組でした。当時長崎に住んでいた私は、相馬で暮らすことが決まったタイミングでこの曲を知り、繰り返し聴いたことを覚えています。曲の中で“どこまでも青い海の
声高く舞い上がる潮騒の浜”や“相馬の空は
そう いつの日も君を映す鏡のよう”と歌詞が綴られています。番組の中では震災以前の相馬の様子が思い出されるなどとコメントされていましたが、私自身もその歌を聴くと、相馬の風光明媚な情景が目に浮かぶような感覚を持ちました。現在は、想像するだけではありません。相馬で出会った多くの方々が語ってくださる相馬の昔と今の様子に耳を傾け、日々少しずつ変化していく相馬のまちの姿をこの目で見て感じます。震災の経験とともに日々を歩んでいく。そんなまちの姿をこれからも見ていきたいと感じます。(城)
残暑の候、日中の暑さはまだまだ厳しいですが、夜はだいぶ涼しくなり秋の訪れを少しずつ感じます。さて、ニュースレター8・9月号では、「プール学院との交流」、「保健センターすこやか教室」、「LMVH子どもアート・メゾン研修室緑化」、「スタッフのコラム」についてお伝えします。